西部戦線の英軍重砲
ベルギーの村の被害
廃墟を活用した通信壕
上 西部戦線の英軍重砲
中 ベルギーの村の被害
下 廃墟を活用した通信壕
(『欧州大戦写真帖』より)
 

カイゼン視点から見る

第一次世界大戦


A Review on World War I from Kaizen Aspect

第一次世界大戦の総括

「第一次世界大戦の総括」
カイゼン視点からの4つの観点

航行中の英艦隊
英軍の戦車
米軍の毒ガス対策
上 航行中の英艦隊
中 英軍の戦車
下 米軍の毒ガス対策
(『欧州大戦写真帳』より)
 
サイトトップ 主題と構成大戦が開戦に至った経緯
第一次大戦の経過

第一次大戦の総括総括@ 主要国の戦費総括A 大量殺戮の実態総括B 軍事のカイゼン総括C 各国の得失
日本が戦った第一次大戦日本が学ばなかった教訓参考図書・資料

カイゼン視点から見る日清戦争
 

ここまで、第一次世界大戦(欧州大戦)の戦闘の経過を確認してきました。ここからは、この第一次世界大戦全体を総括してみたいと思います。


カイゼン視点からの総括 − 4つの観点

第一次世界大戦は、4年を超える長きにわたり、多数の犠牲者を生み出した、非常に大きな出来事でした。当然ながら、いろいろな観点からの総括が可能であろうと思います。

このウェブサイトの目的は、第一次世界大戦を材料にカイゼンを考えることですので、ここからは、この目的に沿って、戦争への資金投入とその影響、人的投入とその損失、兵器や軍事技術のカイゼン競争とその結果、大戦の結果としての主要交戦国の得失、という4つの観点から、総括を進めていきたいと思います。

@ 第一次世界大戦での主要各国の戦費

4年3ヵ月の長期間にわたり、おびただしい戦死者を出した第一次世界大戦でしたが、この大戦に、参戦各国はどれだけの戦費を注ぎ込んだのか、その戦費はどのような手段で調達されたのか、巨額の戦費調達を行った結果は何が起こったのか、を確認したいと思います。第一次世界大戦の経済的側面についての総括、とも申し上げられます。

総括@ 主要国の戦費

A 第一次世界大戦での戦死者の多さ

このウェブサイトの冒頭にもあげました通り、第一次世界大戦は、大量殺戮の戦争となりました。巨額の戦費をかけた大戦で、結局、各国はどれだけの戦死者を出したのか、確認したいと思います。最終的に各国が得たものと失ったものとの対比を考えていく作業の基礎にもなります。

総括A 大量殺戮の実態

B 第一次大戦中の兵器や戦争技術のカイゼン

ここまで確認してきた大戦の経過からは、第一次世界大戦は、戦争の進行とともに、攻撃においても防御においても、兵器や軍事技術のカイゼンが次から次に積み重ねられた戦争であり、カイゼン努力がより優れていた側が結果的に勝利した戦争であった、と言えるように思います。この戦争中に発生した大量殺戮は、いかにして生じたのかを再確認するためにも、戦争中のカイゼンを再整理したいと思います。

総括B 兵器と軍事技術のカイゼン

C 第一次世界大戦での各国の得失

第一次世界大戦の主要当事国であった、ドイツ、オーストリア、ロシア、フランス、イギリス、アメリカは、戦勝または敗戦の結果、それぞれ何を得たのか、何を失ったのか、整理したいと思います。

総括C 各国の得失


まずは、第一次世界大戦の戦費についでです。


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